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土木・建築資材

断面修復工法|ダイナシリーズ
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ダイナシリーズは、標準タイプのダイナNと軽量タイプのダイナライトの2種類があります。何れも、液状主剤(A剤)と硬化剤含有細骨材(B材)からなる室温硬化型変性アクリル系樹脂モルタルです。主に充填接着、断面修復用途に適しています。
特に、ダイナライトは軽量のため、垂直部、天井面等の修復に最適です。

  1. 液状主剤(A剤)+硬化剤含有細骨材(B材)で取り扱いが容易。
  2. A剤とB材の混合比を変えることで練りあがりの固さ調整が可能。
  3. 低臭気です。
  4. 速硬化です。
  5. 低温硬化性に優れます。
  6. 環境ホルモン物質(ビスフェノールA)を含みません。

品種・荷姿

ダイナシリーズには、下記の2種類と季節グレードがあります。

品  種 液状主剤(A剤) 硬化剤含有骨材(B材) A/B混合時の比重
ダイナN(S・W)A&NB 3kgボトル 6kg袋 1.85~2.1
ダイナライト(S・R・W)A&B
(不陸調整用)
2.5kgボトル 3.5kg袋 1.09
ダイナライトRA&B
(断面修復用)
2.7kgボトル 4.0kg袋 0.83

注1)混合後の比重は、標準配合。
注2)S:夏用、R春秋用、W:冬用の季節グレードの表示

温度別硬化特性(可使時間および硬化時間)

図:ダイナNS(W)A/ダイナNB(混合比=1/2)の温度別硬化特性

※A剤の比率が高くなるにしたがって、硬化時間(可使時間)は若干遅くなります。

性状・特性例

項  目 単  位 ダイナNS(W)A ダイナNB
 硬化前の特性
外  観 淡青色粘稠液 灰色粉体
粘  性 粘度() mPa・s/25℃ 5,000
mPa・s/10℃ (9,000)
比  重 A/B単独 1.2 1.2(嵩比重 )
A/B混合時 1.85~2.1
 硬化後の特性(A/B=1/2)
樹脂物性 圧縮の強さ N/mm2 50 (JIS K7181)
圧縮弾性率 N/mm2 2400 (JIS K7181)
引張強さ N/mm2 15 (JIS A7161)
引張弾性率 N/mm2 2200 (JIS A7161)
曲げ強さ N/mm2 30 (JIS A7171)
曲げ弾性率 N/mm2 5300 (JIS A7171)
衝撃強度 kJ/m2 1.6 (JIS K6855)
硬化収縮率 0.8
 接着特性
引張剪断接着強さ 鉄/鉄 N/mm2 10 (JIS K6850)
コンクリート接着強さ 乾燥面 N/mm2 3.5/母材破壊 (JIS A6909)

※ダイナNSAとNWAの差は粘度のみです。接着性能に差はありません。

取り扱い方法

(1)準備する資材・器具

  • 混合用容器(水・油で汚染されていないもの)
  • 天秤(A剤、B材の計量に用いる)
  • 攪拌器具(金べら、電動ミキサー等)
  • 施工道具(左官ゴテ、ゴムベラ等)
  • ウェス及びアセトン(洗浄用)
  • 保護安全具(保護眼鏡、耐溶剤性手袋、他状況に応じて準備する)
  • 施工面乾燥器具(ガスバーナー、対象が濡れ面時に使用)

(2)取り扱い手順

  1. ダイナの施工面を洗浄する。水で濡れている場合にはバーナーで乾燥する。油等で汚染されている場合には、アセトンを含ませたウェスで汚染物をよく拭き取る
  2. 施工面をディスクサンダーやワイヤーブラシで研磨する。研削粉を除去する。
  3. ダイナのA剤とB材を天秤で計量し、混合用容器中で攪拌する。混合比は以下の範囲が基本です。
    * B材が多すぎると施工面との付着がよくなかったり、硬化物が粗となることがあるので以下の混合比から逸脱しないようにして下さい。
  4. 混合したダイナを施工面へ充填し、コテやゴムベラ等で整形する。
  5. 硬化養生する

ダイナライト【不陸調整用】

アクリル系軽量樹脂モルタル

概 要

 「ダイナライトは変性アクリル樹脂(A剤)と特殊軽量骨材(B材)からなる軽量樹脂モルタルです。軽量の為、垂直面、天井面の施工が容易で、主にコンクリート構造物の不陸調整等に適しております。

特 徴

  1. 比重は、1.09で、垂直面、天井面の施工でダレをおこしません。
  2. 作業性は、薄塗りに適しております。
  3. 速硬化で、施工後、数時間で硬化します。
  4. 低温硬化性に優れ、ー5℃でも硬化しますので冬場施工が容易です。
  5. 低臭気で皮膚刺激性が低く、環境ホルモン類似物質を含有しておりません。

荷 姿

  A剤(液状) B材(骨材)
夏用 ダイナライトSA ダイナライトB
春秋用 ダイナライトRA
冬用 ダイナライトWA
荷姿 2.5Kgボトル 3.5Kg袋

性 状

項目 A剤(液状) B材(骨材)
主 成 分 変性アクリル樹脂 特殊軽量骨材
外 観 透明粘稠液体 灰色粉体
粘度[mPa・s] 4,000
標準混合比[質量比] 1 1.4
混合後比重 1.09

硬化物特性例

試 験 項 目 測 定 例 試験方法
圧縮強さ[N/mm2] 20以上 JISK7208
圧縮弾性率[N/mm2] 800以上 JISK7208
曲げ強さ[N/mm2] 10以上 JISK7203
引張強さ[N/mm2] 5以上 JISK7113
コンクリート付着強さ[N/mm2] 2.1/母材破壊 建研式

ダイナライト【断面修復用】

アクリル系軽量樹脂モルタル

概 要

 「ダイナライトは変性アクリル樹脂(A剤)と特殊軽量骨材(B材)からなる軽量樹脂モルタルです。 軽量の為、垂直面、天井面の施工が容易で、主にコンクリート構造物の不陸及び断面修復等に適しております。

特 徴

  1. 作業性は、薄塗りから厚塗りまで、自由な厚さに施工できます。
  2. 硬化物の比重は、0.83で、垂直面、天井面の施工でダレをおこしません。
  3. 速硬化で、施工後、数時間で硬化します。
  4. 低温硬化性に優れ、-10℃でも硬化しますので冬場施工が容易です。
  5. 低臭気で皮膚刺激性が低く、環境ホルモン類似物質を含有しておりません。

荷 姿

  A剤(液状) B材(骨材)
春秋用 ダイナライトRA ダイナライトB
冬用 ダイナライトWA
荷姿 2.7Kgボトル 4.0Kg袋

性 状

項目 A剤(液状) B材(骨材)
主 成 分 変性アクリル樹脂 特殊軽量骨材
外 観 黄色粘稠液体 灰色粉体
粘度[mPa・s] 20,000
標準混合比[質量比] 1 1.5
混合後比重 0.83

硬化物特性例

試 験 項 目 測 定 例 試験方法
圧縮強さ[N/mm2] 33.5 JISK7208-1995
圧縮弾性率[N/mm2] 1,437 JISK7208-1995
曲げ強さ[N/mm2] 22 JISK7203- 1995
引張強さ[N/mm2] 14.2 JISK7113- 1995
コンクリート付着強さ[N/mm2] 2以上/母材破壊 JISA6909

取り扱い方法・注意事項

  • A剤は消防法の危険物に該当しますので、作業場所は火気厳禁として下さい
  • 作業場所は換気を良くし、保護メガネ、保護手袋、保護マスク等保護具の着用を履行ください
  • 下地との密着生を確保するために、プライマー(DK550-003)を使用してください
  • ご使用に際し、必ず「ダイナライト取扱い説明書」をご参照ください
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